ポン子、また歯医者に貢いだってよ。
いやもうだってさあ。タイヘンなことになっちゃったんですよ、歯茎が。
熟れ熟れの桃みたいに腫れちゃって、トーストをかじるのですら痛いの。家族が、トーストむしゃむしゃ、りんごシャクシャクしている間、ポン子だけヨーグルトをもそもそ食す日々。りんごとか、マジむりだから。
歯磨きするともう大流血で、磨くそばからダラダラ血が出るし、歯ブラシが当たるのもつらいし、でも磨かないと悪化するし、ていうかこれ以上悪くなりようがあるのか?
これだけ聞くと、「えー、ポン子さん、歯磨きサボってたの?定期的に歯医者さん行ってないの?」と思われるでしょ?
いえいえ、歯磨きもマジメにしておりましたし、クリーニングも通っていたのですよ。
それなのになぜこんなことになったのかというと、そもそもの発端はたぶんこれ。
この口内炎はすぐ治ったのですが、その後も引き続き舌の裏に口内炎ができたり治ったりするようになりましてね。
で、しばらくしたら舌の先端に痛みが出るようになったんですよ。そして気づいたのです。あれ?なんか口の中が乾燥してない?って。
乾燥は日々ひどくなり、舌の裏と、舌唇の裏側がパリパリに→口腔内が赤みを帯びてざらつく→口の中全体がねばつく→突然歯茎が猛烈に腫れる→流血の大惨事
という流れです。
ポン子もずっとこの不快な状態を放置していたわけではなく、一度歯医者に行ったのですがねぇ。口の乾きの原因はわからず、マウスリンスが出ただけで。
で、しばらく我慢していたのですが、ちょっとずつ口の乾きが治まってきたかなぁ〜と思った矢先の歯茎の腫れ。
ていうか、歯肉炎と歯周病と歯槽膿漏ってどう違うの?おなじもの?(←落ち着け)
素人考えでは、口の渇きのせいで口内環境が悪化して、歯周病の原因となるウィルスが張り切って大増殖した・・・のかなあ?
唾液って、虫歯や歯周病を予防するっていうし。たかがヨダレ。されどヨダレ。世の中に不要なものなんてない、ヨダレだって必要とされて生まれてきたのね。
とにかくもう口を開きたくない。ものも食べたくないし、喋るのも嫌。
歯医者に行くべき、というか行かなければならないけど、この状態でクリーニングとか拷問か。死ぬだろ。
うなりつつ歯医者の新規開拓をしようとネットをさまよっていたポン子の目に飛び込んできたのがら「歯周内科」の文字。
歯周内科?歯医者って外科でしょ?なのに内科?
次回、はじめての歯周内科、ウィルスは元気いっぱい、歯磨きは鉄の味、の3本です。